
修学旅行のメッカでもあり、国内トップクラスの観光地として知られる、古都京都は、世界観光ランキングにも堂々の1位を獲得するほど、世界的な人気を誇っています。多くの著名人や海外俳優たちがこの京都を訪れ、感銘を受け、高い評価を付ける京都。たくさんの人たちを惹きつけてやまないその魅力は、何と言っても京都の持つ歴史の深さでしょう。
京都は1000年以上前の文化が、現代と融合して生き残っている不思議な土地です。京都が都に定められた平安の時代より、人々が往来を賑わし、朝廷が威信をかけ政治を行い、恋人たちの歌が日毎つづられていた京都。華やかな生活の裏には陰謀も渦巻き、庶民の生活もきっと楽ではなかったでしょう。それでもみんなが強く生きていた時代の様子を色濃く残す京都、古今和歌集が編纂され、院政が始まり、織田信長が最期を迎え、波乱の幕末が終焉した、常に政治の表舞台だった京都。数々の歴史の大舞台となってきた、そんな京都で歴史のロマンを感じてみるのはいかがですか?街中で、森の中で、神社で、歴史に触れるたびに、かつてここで生きていた人たちの息吹が聞こえてくるような気がしてくるのではないでしょうか。
京都は、その見どころの多さ、歴史の深さが織りなす魅力あふれる土地。一度行ったらその魅力に憑りつかれ、何度も行ってしまうなんて人も存在するほどです。
赤い鳥居が立ち並ぶミステリアスな伏見稲荷神社、幻想的な嵐山の竹林、原始の日本を思わせる糺の森、紅葉の美しい清水寺、にぎやかな錦市場、幕府の終焉を迎えた二条城、ちょっとあげるだけでもすぐにこれだけの見どころが思い浮かびます。
1000年以上の悠久の時の中、いつも京都は日本の中心地でした。政治や文化、経済の発展の中心だった京都は、まさに日本の原点ともいえる土地でしょう。古き良き日本の姿を残したまま、現代の文化と融合し、そこをとずれる人々の心をとらえて離さない京都。その美しさ、深み、魅力はきっと一生をかけても、すべて理解することはできないでしょう。京都は永遠に楽しめるテーマパークなのかもしれませんね。
私たちが忘れてしまった先人の知恵や生き方、思いなどがいっぱい詰まった京都で、何を感じるか。それは京都を愛した人のみが答えを知っているのだと思います。京を愛すること=日本そのものを愛することです。京の都を愛し、精一杯、私たちの祖先の思いを感じ取りましょう。
日本人としての誇りが失われつつある現代こそ、日本の文化に触れ、日本の文化を学び、日本の文化を守ることこそ、今を生きる私たちに課せられた大事な使命なのかもしれませんね。
堅苦しいことを言っちゃいましたが、このサイトでは、京都の魅力を楽しむための、ワンポイントアドバイスをご紹介しちゃいます。肩の力を抜いて、京都を目いっぱい楽しんでください。京都を楽しんだら次はアナタが京都マニアになる番です!京都最高!京都大好き!そんな風になってもらえたら幸いです。